学校生活のスタンス



校風とか生徒色とか .

さて、子どもたちが通っている学校は、行事が多いですか? 最小な感じですか? 部活は全入必須か、自由か。委員会活動やその他課外活動が多いか、少ないか。地域に根ざした共同活動があるか、なしか。




これらに参加するかしないか、受け身かそれとも能動的か、それぞれ性格もありますね、生徒会活動なんていったら、リーダーシップ好きか引っ張ってもらいたいか、ですし笑。




受験で上位校を狙う子どもが多い学校は、行事も最低限で学習時間を長く・多く取るのでしょう。しかし一方で、まだ、文武両道ではないですが、勉学で忙しい中で皆のために〇〇活動に勤しみ働いていた勤勉性は特筆されるものでしょう。役所で働いている人たちが皆勉強ばかりしてきた人ですか?って話ですもんね。



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優等生とは死語? .

出来るだけ、勉強や部活・習い事やクラブチーム活動に力を注ぎたいからと、その他のことにはまったく意に介さないのもひとつの選択です。一点集中、頑張りを応援してあげましょう。一方、たくさんの人と関わって、揉まれ、楽しんで、またはプレッシャーを感じながら飛んだり跳ねたり転んだり、様々な経験を積むことも大事だと思います。




いずれにせよ、たくさんの人が集まっているところでは、誰か何かの役割を地道にこなさなくてはいけないこともありますね。自分のやるべきことと考えたいことの優先順位から大きく外れることを頼まれたりすることもあるかも知れません。受けるも良し、断るも良し。しかしそこでは、ある大事なスタンスを忘れないことだと思いますよね。



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小学1年から野球をやっていて中学ではリトルシニアチームに属し早朝の自主練習から暗くなるまでのチームの練習に勤しみ、母との約束の成績も落とさないよう努力を積み重ねて来たCくんはある日、帰りのホームルームがなかなか終わらないことに苛立っていました。




クラスメイトの誰かが、持ち込みを禁止されている携帯電話を持ち込んだ上に着信音を鳴らしてしまったため、担任の先生が犯人探しをはじめたのです。 遠くのシニアチームに通っていた彼は、バス時刻が迫る中、誰も何も言わないことに腹を立てて「 自分がやりました 」とウソをつきます。




なんというアイデア!誰も傷つけない解決法の発見です。中学生なのにこんな思いつきができるとは! 彼が申し出たために事態は早急に収拾しました。先生がどういうプロセスと結果を考えていたのかはわかりませんよ、計画的な指導をしようとしていたら、反故ですけどもね。 彼は後日に保護者を呼ばれて早くも三者面談する羽目になりますが、少しも悪びれた様子もなく、筋道をつけてやったとある意味爽快で、大人びた風情だったそうです。




ちなみに彼は、野球と学校の勉強一筋で、部活・委員会活動・係活動・地域活動などは一切やらずに3年間を過ごし、3年生の後半頃から続けたままの野球と新たに加入した塾の猛烈な両立を始めて高校へと進学していったそうです。




このような場面に遭遇したとき、どうしたらいいのか、子どもたちの多くははいったいどうするのだろうか。それから普段どんなスタンスで学校生活を送っているのか( それは、どんな様子で、"周り"はそれに対してどう接してるのか )。興味深い出来事を知っていたので、ここで記しておきたいと思います。




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受験生親のお悩み共有

受験生の親って、ホント悩み多いですよね。 気になることも、迷うことも多いんですよ。

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